変わり種、色鉛筆を使ったクロッキー
Category : 学校にてDate : 2017/10/17
Category : 学校にて
Date : 2017/10/17
鍛錬、いやトレーニングというものは、たとえそれが良い方法であっても、慣れてしまうとマイナスの効用をもたらすそうです、確かに僕も経験があります。与えられる課題が既知のものだと認識されてしまうと、美味い、いや、上手い方法でその課題をこなそうとし、本来の目的とは違う箇所に力を注いでしまうわけです。まぁ、人間としては誰しも普通にありがちな摂理です。現政権のことを言っているのではありません。
このクラスの学生さんとは2年目、一年半のお付き合いになります。単調だと思える基礎の授業にも各自真摯に向き合ってもらって進んできました。このおっさんの投げるストレートは、難なくキャッチ出来るようになり、つぎの球もストレートだとバレてしまうと、よそ見をするのか、獲ったつもりのミットからボールが溢れてしまうので、僕は、速度を落としタイミングをずらして変化球でコースを突きます。「え〜っ!? 難しい、、云々。」と、言いながら、また懸命に何かを掴もうとする若い人たちが、僕には愛おしく思えます。