授業です。服飾のドローイングでは安定して形が取れるようになった頃に貴金属を描いてます。美術系の基礎だとスキルのない時期からいきなり描かされていじめられますね。美術だとなぜか描きにくいものを描かされてマゾ的性格の強化を強いられます。白いモノを黒くなるまで鉛筆で描け!とか、タワシ描いてみろ!とか、この光るモノ描いてみろ!とかですね。そんなもの初めから簡単には描けませんから、「あぁ、だめだぁ、、」ってなるわけです。いや、そう言わされるわけです。僕もそうやって大人になりました(笑。 基礎力を否定するのではないですが、課題の順序と指導方法を工夫すれば、マゾな絵描きだけを生み出さなくてよくなると思ってます。 で、この光を反射する貴金属類ですが、ピカピカしてるイメージがあるので、絵の具で描くとどうしても明るいトーンで描いてしまうのですが、そうすると上手くいきません。モノ自体は実はかなり暗いトーンの物です。一番明るいトーンで描くべき「光」を反射してるのでピカピカなのです。イメージしているより明るいところは少ないので、それを踏まえて観察できればちゃんと描けまする。