水曜日に岐阜の垂井、本龍寺に行ってきました。昨年から芭蕉の痕跡を辿っているのは、10月にある展覧会の為です。伊丹市の柿衞文庫25周年記念特別展「芭蕉ー新しみは俳諧の花ー(仮題)」に参加させていただきます。柿衞文庫が所蔵されておられる芭蕉の短冊、懐紙などと、現代の作家が美術で対峙しようという展覧会です。僕は、木版を制作することになっています。僕が選んだ作品は、芭蕉元禄4年の作「庭興即事懐紙」です。たいへんな事ですが、こんな機会を与えて頂いたからには思う存分やってみようと思っています。この「庭興即事懐紙」が垂井の本龍寺八世の住職、俳号䂓外に送られた挨拶句ということで、お寺に伺いました。残念なことにご住職はお留守の様でお会いすることはできませんでしたが、垂井の町を中山道を中心に歩いて回りました。大阪ー米原ー垂井ー大垣ー岐阜ー名古屋ー大阪と、久しぶりの小旅行で楽しかったです。