落葉

日曜日の近鉄文化サロンのお話。 毎月毎月、参加くださる方々のスケッチゴコロを満足させるモチーフ探しは、重要な作業のひとつなのですが、予算、持ち運び、制作時間等々、様々な制約で考えられる選択肢は限られており、且つ、僕自身が描きたいものでないと楽しくなく、できれば、これまで描いたものでもなく、造花の類いは論外で、できれば模写の類いもしたくない。季節を感じられれば尚良いが、「そんなもんっ!毎回ないわっ!」と、毎月の苦悩の種なのである。基本何事もひとりなわたくし、企画会議を開く術なく、第2日曜日はやってくる。この際、もう一歩踏み込んで愚痴ってしまえば、準備に金曜土曜が使えない。週末は、丸一日授業担当の日なのだ。先週の土曜も、毎週の土曜と同じく授業を終え、「何か素敵なお花が咲いています様にっ!」と、大阪園芸センターに寄ってみるも、季節は冬に向かう中、これといった収穫はなく、授業の疲れか、元からか、深く考えることも出来ないまま、第2日曜日は、やってきた。ややピンチ。しかし、こういう日は何度も経験済みで、鶴橋の市場を散策することにしている。今なら、蟹を描いてもいいし、果物の目新しいものがあるかも知れない。しかしちょっと遅かった。家を出るのが。。生きたままの蟹や、めずらしい果物との出会いどころか、働く人を見る事すら無かった。 んーっ、と、クンストへ行き、保管してあるモチーフから、金属の食器を取り出して、今回はこれかしら、、などと思っていると、一緒に市場まで来てくれたミキやんが、「あなたモデルやって、描いてもらえば?」、「えっ?」とか、「秋だし、どっかに栗落ちてるんじゃない?」、「くえっ?」とか、自然で斬新なアイデアを補給してくれる。そうだな、さずがに栗が落ちているとは思えないが、葉っぱが綺麗かもしれないし、公園へいってみよう。

「あ、これ。あ、これ。お、それも。」と、一枚づつホクホクの葉っぱを拾いながら、これはいいと思った。無限にランダムな模様をした落葉拾いに集中していた。スケッチごころは立ち上がる。いっそ教室の机を、公園の地面にしてしまえぃと、沢山運んで机の上にばらまいた。

ミキやんの逆転タイムリー!ありがとねー!

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