Gallery 佑英 2016
立嶋滋樹 絵画展「端 tan」
プレスリリース | ■作家コメント
『端 tan』
絵には小山の様なものが見えているが、描いているのは、小山ではなく平らな草むら。
更には、草むらを描くのが目的でもない。
端(tan)というタイトルに込めた思いは、非日常の感覚。
私達は、身体的な制約と同時代的な雰囲気や文化的習慣といった枠の中にいる。
改めて枠の中に居ることに気付かされる機会のひとつが、旅。
日々のサイクルからはみだして、旅行者として見知らぬ街を漂流すると、
その街のささやかなモノやコトにも新鮮さを感じ、普段の自分の生活を見返すことになる。
芸術も、意識的にその枠の外に出て新たな輪郭を押し広げる事が出来ると思う。
僕が描く目的は、日常の端をなぞって枠の外への出口を見つける作業。
その境界線を歩いて今の自分の目を疑うこと。
日々の淵への旅の不安さこそが多くの示唆を与えてくれる。
2016年9月
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会 期 | 10月18日(火) ~27日(木)月曜日休廊 12:00 – 19:00 最終日は、17:00終了 |
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主 催 | ギャラリー・佑英 | |||||||
会 場 |
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関連行事 | ||||||||
入場者数 | 名 |
出品作品
|No| | | 作 品 名 | | | 制作年 | | | 材 質 | | | 寸 法(mm)| | | 備 考| |
1 | 端 (tan) | 2016 | キャンバス・油彩 | 1,818×2,273 | |
2 | 踏み行く | 2016 | キャンバス・油彩 | 1,940×1,303 | |
3 | 翠刻 (suikoku) | 2016 | キャンバス・油彩 | 1,120×1,940 | |
4 | かわたれどき | 2016 | キャンバス・油彩 | 1,120×1,940 | |
5 | temperature | 2016 | キャンバス・油彩 | 411×323 | |
6 | 相対 | 2016 | キャンバス・油彩 | 230×230 | |
7 | 西陽の森1 | 2016 | キャンバス・油彩 | 456×382 | |
8 | 西陽の森2 | 2016 | キャンバス・油彩 | 456×382 | |
9 | 西陽の森3 | 2016 | キャンバス・油彩 | 456×382 | |
10 | 庭の紅い木 | 2016 | キャンバス・油彩 | 140×183 | |
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