いろいろ考えて(そんなでもないですが。。)色を置いてみました。三段になっているので、上から黄色、青、下が赤です。で、明るいものを右へ、次、右斜め上方向に「黄色み」がくるように。反対の左斜め下は「紫み」。左が「暗い」で、左斜め上方向に「赤み」、。残る右下にモノクロームで白と黒。ですかね。なかなかいいんじゃないかな、理屈としては。。また使ってみて報告します。話は変わって、年末から、色というか絵具の色名をごそごそ調べてみたりしています。サロンの方々に絵具を買ってもらったのでそこに入っている色名の意味を知ってもらった方がいいと思いまして。それで分かったのは、絵具の多くが、むかーし勉強した本来の顔料や染料ではなくて、ほとんどが人工色素をキレート化した絵具になっている様です。結構ショックを受けてます。日本画の新岩絵具しかりですが、そんなことならいっそのこと勿体ぶった色名を残さずにカラーチャートをそのまま色名にした方がいいんじゃないかと思いました。あぁ、リキテックスのアクリル絵具は以前からきちんとそうやってますね。さすがアメリカ、はっきりしてます。確かに、人工顔料でもメーカーさんにしてみれば、製品を安定させるのは大変なのかもしれないですが、なんだか僕はチャート通りに整然とした絵具で描くべきものは何なのかピンときません。コンピューターでいうところの、アドビのソフトは完璧と言っていい製品だと思いますが、あれで絵を描く気にはなれないのと同じです。なんと言ったらいいのか分かりませんが、いびつなものを排除していって、いったい美術やら芸術やらの値打ちというものは残るのでしょうか。もちろん、もちろん、天然鉱物を使った絵具など買える値段ではなくなるのも分かるのですがね。こんなところで愚痴ってもしょうがないですが、絵具屋さんは、理路整然とした絵具を誰に売りたいのでしょう。あら、ヨコシマ発言。貝殻拾って絵具でも作ろうかな。

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