この映画ではみんなが何かを作っています。主人公はもちろん絵を描き、その奥さんも絵の制作をしています。工事に来た出稼ぎ?の職人達もアトリエの手直しをしています。マルメロは実を作り、下宿人らしき人も絵を描いている。 冒頭で夫婦二人が木の前に立ち、この木が美しく見える時間帯を話し合います。絵にとりかかる前に、自分達の目に何が美しく見えているのか、逆に言えば、どのくらい我々は感じることが出来るのかなぁ、といったことを語り合っているシーンがあります。そんな風に話し合える人が傍にいること。。

そんな見えないものをちりばめながら映画は進んで行きます。

また繰り返し見て思ったことがあれば書きますね。

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