初秋

こんにちは。新しいホームページの見え方はいかがでしょうか。休みの間は結構パソコンの前に座り、マメにホームページの内容を載せかえていましたが、9月になり早速授業も再開、いきなり準備に採点にと追われています。(それでも春よりましですが。) 今日は其処は彼となく、ここんところの日々を振り返ってつれづれに。
ホームページを改装することで、過去の絵の仕事や展覧会を思い出す必要がありまして、作業とともに、ささやかな感慨や、後悔や、怒り、、などなどが蘇り、それはそれで味わいながら進めておるのであります。しかし、肝心の展覧会の「記録」となるとさっぱりで、この作品は、何時のどの展覧会に出品したものなのか分からない、あの展覧会は、どのような作品構成だったのか分からない。写真を見れば分かりそうなものですが、PCを更新した際におかしくなったのか、作品変化の順序と記憶と写真の年号が合っていない気がするものアリ、この作品とこの作品を並べた展覧会したっけ?と、新たな案件を発見してしまうことアリ。元来、わたくしに、過去の記録を整理する能力がないので、写真を使って情報を増やすと、更に混乱が増すという事態が起こる。 がしかし、[for public]と題して掲載している、絵を介したお仕事の方は、思い出せないということもない。作品については、同じ作品を名古屋、大阪、岡山と会場ごとに構成を変えて展示していたり、確かにお仕事とは件数も違うのだけれど、どうもそれだけでは無い気がする。それはどうも、それぞれの制作物に対する、評価の強度が邪魔をしている様に思える。お仕事の場合、大概、代価も決まっていて、報酬を頂いたということは、相手の方とこちらとで、物に対する評価もその時点で折り合いがついていると、一応そういうことになる。多少の、しんどかった、とか、上手くいった、とかの変化はあるが、時間軸で並べる事に苦は無い。それに対して作品の方は、自分一人で評価を下しているので、強度がバラバラなのだと思う。それが年代順を狂わせる。
まぁしかし、もうちょっと「記録」の上手い作り方を考えよぅ。

写真は、今日の文化サロンで描いた鬼灯と前回描いた鮎。初秋ですね、みなさんよい一週間を。

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